コスメ好きになったきっかけ。

むか〜しむかし。沖縄を放浪していたときのこと。

2ヶ月に1回は帰京しなければならなくて、

那覇空港のロビーでF-4EJ改の離着陸を見ながら

萌え萌えしていたあの頃。

その当時の私のメイクってのは、日焼け止めも塗らずに

眉描いて、赤の口紅を塗るだけの

もう、とてもメイクだとは言えないようなものでした。

いつものように帰京して、街を歩いているとき

某デパートの前を通り過ぎようとした時に

何故か1Fの化粧品売り場が気になり・・・。

ふら〜っと入って行きました。

まあ、そりゃあ噎せ返る様な化粧品のニオイやら

色とりどりのディスプレイ。

「ほー。異世界に迷い込んだ気がするー。」

と思いつつ、ふと某カウンターに目をやると

お客さんが販売員にメイクを施してもらっているところでした。

プロにメイクしてもらえていいなー。と思いつつ

私もやってほしいなー、という思いが沸々と。

別のカウンターでキョロキョロしていたら、販売員のお姉さんが

やって来たので、

「すみません、今、メイクってしてもらえるんですか?」

と訊いたのですが、予約をしていないとダメだったらしく

後ろ髪引かれる思いで、その場を立ち去ろうとしたときに

「お客様、こちらにどうぞ。」という声が聞こえたのですよ。

えっ?!と振り返ると年嵩の販売員さんが

ニッコリ笑っていらっしゃるじゃありませんか。

もぉ〜、ワクワクドキドキしながら着席。

暫くして、販売員さんが持ってきたアイシャドウやチークや口紅の色を見ると

ピンク系のものばかり。

「え゛っ!こんな色、私に似合うのかしら?!」と思いましたが

既にメイクが始まっており、ササッと短時間で済んでしまいました。

本当にあっという間の出来事だったのですが

鏡の中の自分は、これまで見たことないレディーなわけです。

ほゎゎゎゎ〜ん、としながら、口紅だけ購入し、

カウンターを出たのですが、化粧品売り場には

やたらと鏡が多いんです(笑)

そう、歩くたびに自分の顔が鏡に写る訳で。

で、それが目に入る訳です。

その度に「ほゎゎゎゎ〜ん」としてました(笑)

このあたり、乙女ですね。

で、翌朝。新しいピンクの口紅を引いた時に

「あの販売員さん、なんで一目私を見ただけで、似合う色がわかったのだろう??」

と、瞬時に判断できる彼女の処理能力の高さに感心し、

更に、飛び込みの私を迎え入れてくれたあの販売員さん。

見た感じ、チーフクラスの人だったのかな?とも思えます。

その時から、メイクに興味を持ち始めたのですが

基礎化粧や、アンチエイジングなどを気合を入れて始めたのは

それから10年経った頃、つい最近のことです。

今となっては懐かしい思い出ですね。

あの販売員さん、今頃どうしているのかなー?