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「たとえ明日地球が滅びるときでも、私はリンゴの木に水を遣る。」

「神は死んだ」とニーチェが言ったが、神が死んだなら、芸術も滅びたということだが…。

現在進行形では、一般の人にとって、芸術とは過去の作品に対してである。現在の作品が対象とはなっていないと思う。そして、一般人の生活状況において、人々に科学の目覚ましい発展によってすべてが解明されたかのように思われている。そして、神の領域、神聖な部分が失われたと感じられていると思う。ー

ーしかし、芸術に携わるとき、状況は変わる。

人々は、神の存在を感じずにはいられない。芸術作品の鑑賞において、また創造において、霊感=インスピレーションの存在を思うのものである。そこから、感動や表現が生まれるのだから。もともと、人間の存在、自分の存在、自然や世界の存在など、神秘な部分は存在する。霊感を覚える芸術作品は今もなお、存在している。

絵を描くとき、思ってもみないように完成するとき、作曲するとき、主題のメロディーが生まれるとき、神秘とともに、生かされていると実感する。

たとえ、神を信じず、不遜に生きているような人に出会っても、私はひとり、神秘を感じて、謙虚にありたい。