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PSO2 2次小説エピソード2 その1

全7話の二次小説をまた始めます。

興味のない方はスルーしてください。

前作

1章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1957693929&owner_id=14092885

2章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1957885934&owner_id=14092885

3章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1958009605&owner_id=14092885

4章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1958062395&owner_id=14092885

5章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1958146150&owner_id=14092885

6章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1958219256&owner_id=14092885

7章

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1958251381&owner_id=14092885

【予備知識】

フォトン

PSシリーズの世界において、自然に漂うエネルギーの類。

「ダーカーを倒すことのできる唯一の手段」であり、ダーカーに侵食された個体は

深度が浅ければフォトンの浄化によってダーカー化を防ぐことができる。

フォトンは扱う個人差が大きく、その個性によって与えられる特性が大きく異る。

ごく一部の限られた者のみが扱える特殊能力・・・と言うほどではなく、アークスが

大勢いるように割と普遍的な能力ではあるが、フォトンを扱う才能を持たない者も

少なからずいるため、誰でも扱えるという訳でもない。

もっとも、強大なダーカーを殲滅できたりするほどの優れた才能の持ち主ともなれば

やはりかなり限られてしまうので、総じて「才能のある選ばれた者のみが使える超パワー」

というようなもの。

「ダーカー」

どの惑星、どの地域にも現れる正体不明の存在。

フォトンから生まれたとの説もある。

【深遠なる闇】、およびダークファルスの眷属で、全宇宙を脅かす敵対勢力

フォトンを扱うものを敵とみなして襲いかかる闇の勢力の尖兵。

個々のダーカーに自我は存在せず、『【深遠なる闇】』の命令に従って活動すると

されている。

「アークス」

正式名称は『Artificial Relict to Keep Species』。

頭文字を取って『ARKS(アークス)』と呼ばれている。

所属するためにはフォトンを扱う才能や適性が必要となる。

オラクル船団が発見した惑星へ向かう調査隊、およびその構成員のことを指す。

「チーム」

アークス同士で結成された軍団。オラクル船団にはいくつものチームが

存在する。

「マスター」

チームの頭首でリーダー的存在の呼称。戦闘能力に一番優れているという訳ではなく

チームを作った者である。

登場人物

スラッシュ(SLASH)タイトル画面中央

オラクル船団とは別の惑星「ジェニシス」のアークス。

「アース」プロジェクトの一員だったが自ら地上に残り戦う事を選ぶも

ダーカーの襲撃にあい死の瀬戸際まで追い詰められる。

オラクル船団ラグズシップのあすなに助けられ、ラグズの一員になる。

ノブ(noblesse) タイトル画面左

「ジェニシス」のアークスで、聖戦時にはぐれた仲間であるobligeを探すために

「アース」プロジェクトを拒否し地上に残った。

あすなとスラッシュが会う前にノブとあすながあっており、既にラグズシップに

obligeがいると確認できたために、ラグズの一員となった。

あすな タイトル画面右

オラクル船団ラグズシップのアークス。オラクル船団発足時からのメンバーで

ベテランでもある。ダーカーと戦う人員を確保するため、様々な惑星を

探索しており、そのリストに「ジェニシス」があったため、スラッシュ、ノブと

出会う。

エピソード2 第一章「障礙」

「緊急警報発令。アークス一斉参加の作戦発令。ダークファルスの座標まで進軍せよ。」

もう何度目の緊急警報だろうか?

倒しても倒してもダーカーを駆逐できず、もうそれが当たり前の

ルーティンのように感じるまでに至ってる。

しかし、今回の作戦参加で妙な違和感を感じた。

というのも、この作戦に参加している一人の男が、

他の者とは違う表情と妙な立ち振る舞いでいたからだ。

考えすぎかとは思うが、どこか、この繰り返しに納得を

していないようなそんな複雑な表情だ。

俺は作戦中もその男が気になって仕方なかったが、

気持ちを切り替えて作戦をこなした。

作戦が終わったころ、俺の個人端末にその男からメッセージが来た。

「貴殿も違和感にお気づきになられた事でしょう。

この違和感の正体を知りたいようでしたら、

チームキラーアークスの作戦にのっていただきたく存じます。

私はチームマスターをしているセシルと申します。

私は確信しています。

貴殿ならば、きっとこの作戦に乗ってくれるという事を。

私に会えば、これは偶然ではなく必然だったと気づくはずでしょう。」

キラーアークスだと?

アークスが殺人者のキラーなのか、アークスをキル(殺す)するのか

どちらかはわからないが随分と物騒な名前を付けているもんだ。

だが、名前以上に俺は違和感の正体が気になって仕方がない。

しかし、もしこれが何らかの罠や詐欺まがいの何かだとしたら・・・。

俺は、これに乗るかしばらく考えいたところに声をかけられた。

「端末を見たまま固まってどうした?」

声の主はノブだった。

「いや、ちょっと気になるメッセージが来てな・・・」と俺は答えたモノの

この違和感をどう説明していいか困って声に詰まった。

だが、俺は伝わらないのを承知で単刀直入にノブに質問をした。

「ノブ・・・。今回の緊急作戦に違和感を感じなかったか?」

ノブは眉間にしわをよせ、理解を示そうと考えを巡らせたが答えは見つからなかった

かのような表情を浮かべこう返してきた。

「違和感と言うのは、直感的なものということだよな?

それなら・・・特にいつもと変わらなかったと思うが?」

俺は気にしすぎているだけと自分に言い聞かせるのも含めて答えた。

「そうだよな。いつも通りだ。何もなくいつも通りだったな。妙な質問をして

すまなかった。」

「お二人でなにしてるんですか?」

もう周りが見えてなかった俺に声をかけてきたのはあすなだった。

「いや・・・、スラッシュが妙な事を言うんでな。」とノブが答えた。

不思議そうな顔を浮かべあすなが質問する。

「妙な事ととは?」

ノブが笑みを浮かべながら答える。

「何を思ったのか、今回の緊急に違和感を感じたというんだ。

オラクル船団にずっといるあんたなら昔から何も変わらない緊急だったと、

はっきり言えるんじゃないか?」

少し考えて、間をおいてからあすなが答えた。

「・・・。特に何も変わらないですよ。いつも通り、ダークファルスが現れ、

それを倒しに行った。ただ、それだけです。」

「そうだよな・・・」俺は何か腑に落ちない状態ではあったもののこう答えた。

「スラッシュよ。なんだか知らないが、お前のことだ。自分の思い通りに動くんだろ?

だったら、俺達の意見なんて気にするな。それがお前らしい。

という事で、俺はStarry Skyのメンバーの所へ行ってくる、またな。」とノブは

俺の肩をポンと叩き、去っていった。

この瞬間、俺は、セシルと言う男の誘いに乗る事を決めた。