電気二重層コンデンサUPSの利点

従来の蓄電池を利用したUPSは欠点があります。

多くの場合は残存容量が解らないのです。

何故ならば電池が新しい内は内部抵抗が低いので大丈夫ですが、古くなってくると内部抵抗が上昇してきて充電が完全に出来なくなるのです。

かと言って余分に充電すれば良いかというと、それは危険な行為で電池破壊の原因に成ります。

蓄電池は電極と電解液の化学変化で電荷を蓄えます。

従って必ず寿命があります。

1000回に満たないと言われています。

私はPCの電池を数個持っています。

これは容量が少なくなってくると予備の電池を買っているからです。

それに引き換え電気二重層コンデンサは炭素の表面に沢山空いた穴の表面のシットキーバリア効果をコンデンサとして使っているので寿命ははるかに長いのです。

電解液が無くならない限りは略同一容量です。

従って10年以上持ちます。

しかも蓄える電荷は電圧と容量によって決まります。

但し構造上漏れ電流が多いので、常に電圧を監視する必要があります。

それで浮動充電方式を用いれば常時給電型方式に成ります。

欠点は電気二重層コンデンサの価格が高いので今までは電気二重層コンデンサUPSは有りませんでした。

ですが、医療機関等の高信頼性を要求される場所では必ず利用されるとの考えから開発に踏み切ったのです。

量産時期は来春早々だと考え、試作完成は9月~10月だと予定しています。